敦賀駅
現在、市議会中です。今日は予算決算常任委員会が開催されました。
主に補正予算の審議をしています。今回の補正予算の中に、将来の敦賀市
を左右する大事な予算が二つ入っています。
一つ目は”敦賀駅の改修に関連する予算”、
二つ目は”駅の周辺に、原子力の研究や教育をする大学院を誘致する予算”
です。
ボクは前向きに進めるべきと、一般質問 や 予算決算常任委員会で
発言していますが、
今日の予算決算常任委員会で、反対派の方は、「敦賀市の一等地に、
うまく行くかどうかわからない大学院は誘致すべきでない!」
「もったいない!」
と発言していました。
ボクが、「じゃ〜、逆にその一等地をどのように活用するの?」
との逆質問に、「JR近江今津駅みたいに、駅前に無料駐車場を整備して、
敦賀駅から電車に乗ってもらう!」との”構想”を御披露!
その”すばらしい!?アイデア”を前に、思わず戦意を喪失してしまいました。
ボクにはどうも解せません。
民間の会社でもそうですが、リスクのあるものには手を出さない、
経費削減を追求するだけでは、新たな価値を生み出せず、
巨額の開発資金をハイブリット車に投資したから、
今があります。変化にチャレンジしなかった米国ビッグ3は、
苦境にあえいでいます。
同時に、新たな価値を積み上げる為の、チャレンジが必要です。
現在の敦賀市は、その局面にいると思います。
駅の改築についても、バリアフリー法の関係で今回を逃せば
次回がありません。大学誘致についても国庫補助金の関係で
今回がチャンスです。
ボクは、今回、敦賀市は「チャレンジすべきだ!」と思います。
この選択の答えは、10年後、20年後にしか出ないと思いますが、
皆さんはどう思います?
ではまた!
因みに2件の事業概要は次に記します。
一つ目の敦賀駅の改修については、平成22年度の工事で、平成23年頃の
供用開始を目指しています。既存の駅を改修する方法で、
市民の要望の多い、エスカレーター、エレベーターの設置実現を
目指しています。現在試算されている敦賀市の負担分は、
約26億円ですが、なるべく少なくなるよう、
今後のJR西日本との交渉を行う予定です。
土地と建物を用意して、その中で、福井県大学工学部のリスク&
アカウントによる大学院が運営される予定です。
建物建設費の約20億円については、もんじゅに関するFBR交付金
という国庫負担を充てる予定です。平成22年度で建設工事を行い、
平成23年度からの開学を目指しています。