The Reader / 愛を読むひと

色々あって体力や気力も最悪でしたが、やっと少しずつ回復してきました。先週の韓国プサン出張がきっかけになったみたいです。海外で日常生活から離れて気分転換出来た事や、ニンニクを食べてスタミナがついたのが良かったかもしれません。家内が無事退院して再びサポートしてくれるようになったのも大きいです。

やっと、公開終了近くなって観てきました「愛を読むひと

少しおばさんになったケイト・ウィンスレットが演じる”ハンナ・シュミッツ”と少年との関係から始まりますが、そこから思わぬ方向に展開していきます。

ボクも年を取ってくると映画の場面に自分の人生を重ねたりして、色々シュミレーションするようになります。そのような考えさせられる場面がたくさんありました。もし、20代であればこれほどは考えられなかったかもしれません。

帰りにすぐ本屋によって原作の「朗読者」を購入し、ほぼ1日で読んでしまいました。

映画は、原作を忠実に映像化したといった感でしたが、原作の”ハンナ・シュミッツ”はケイト・ウィンスレットが演じた知的で奇麗な女性というよりは、知的好奇心は旺盛だが、もう少し育ちの悪い女性といった印象を受けました。

家に帰ってもしばらくは、余韻が覚めない名作でした。


朗読者 (新潮文庫)

朗読者 (新潮文庫)