マーケティンぐ〜
最近、会社や議会の仕事を通じて”マーケティング”の重要性を、
感じています。
”マーケティング”とは、
「市場を科学的に観察して、その観察に基づき、
自社にとっての勝ち方を考え、実行する」 ことです。
昔は主に企業の意思決定の為の手法でしたが、最近では、
企業だけでなく政府、地方行政、病院、学校にも、
その考え方が広がっています。
わたしも、議会での議論で、この”マーケティング”の概念が
欠落した為に不毛な議論に至るケースを多く経験しています。
例えば、公設民営短期大学、対象の18歳人口が減少し、且つターゲット
となる潜在顧客は4年生大学志向、実務系志向となっているにも
かかわらず、マーケティングの概念が欠落している為に、
経営改革の意思決定が行われず、経営破たんに陥るのです。
右肩上がりの時代には、KKD依存、Keiken(経験)、Kan(勘)、
Dokyo(度胸)で困難を乗り越える事が出来たかも知れませんが、
現在の人口減少、少子高齢化の時代を迎える”潮目”では、
ある程度は科学的なデータに基づく、意思決定を行わなければ、
生き抜けません。
- 作者: 今村英明
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