喜ばれる人になりたい!

昨日のNHKテレビ番組 プロフェッショナル仕事の流儀・

血管外科医の大木隆生医師 見ました?

会社から帰ってきて食後ボーっとしていたら、

家内の父親から「見たら!」と電話があり、テレビをつけた瞬間、

食い入るように見てしまいました。

ドラマの様な構成に「ちょっとやらせかな〜」という場面も

あったけど、劣等感を抱いて育った幼少期、

人から感謝されることの喜びを痛感し、「世界一喜ばれる人になりたい!」

という、モチベーションから血管外科医として一生懸命に取組む姿や、

「困難を突破するための“道具”は自分の中にある」というところは、

とても共感出来ました!


NHKのホームページ:
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/090414/index.html

Nikkei BP online 記事:
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090410/145700/


昨日読み終わった、山本周五郎の小説・日本婦道記にも

ちょうど、似たような”くだり”がありました、

「たいせつなのは身分の高下や貧富の差ではない、

人間と生まれてきて、生きたことが、自分にとってむだではなかった、

世の中のために少しは役だち、意義があった、そう自覚して

死ぬことができるかどうかが問題だと思います、

人間はいつかは必ず死にます、いかなる富も、人間を死から

救うことはできません、私は明日にも死ぬかもしれないのです、

(中略)暖衣飽食したことに満足して死ぬるでしょうか、

(中略)そして死ぬときには、少なくとも惜しまれる人間に

なるだけの仕事をしてゆきたいゆきたいと思います」


小説日本婦道記 (新潮文庫)

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