憚りながら

ヤクザの組長の自伝。
行動派で実際に多くの案件を手がけたので、そのエピソードは面白いです。
しかし、読みながら「ヤクザ社会も人材難になるだろうな」と感じました。
著者の場合、貧困や劣等感が命を賭しても行動するパワーの原動力になっていますが、現在の豊かな時代において、優秀な人材がヤクザのような3K職業を敢えて選ぶのかな?
優秀な人材が集まらなければヤクザ社会においても、機能が低下するのではないかな?と感じた本でした。

憚(はばか)りながら

憚(はばか)りながら