これからの日本はどうなるの?

全国経営者セミナーに参加してきました。
著名な講師が、世の中の方向性について分かりやすく示してくれて、
非常に参考になるので、毎年この時期に参加しています。

どの講師も強調していたのは、これからは、
1、食糧、2、エネルギー、3、水が、足りなくなると言う事でした。
現在、世界人口は約65億人ですが、毎年7,000万人ずつ増加しています。
しかし、その増加を賄うだけの資源が地球上にはなく、
明らかに不足するという事でした。
又、日本は逆に1億3,000万人をピークに、
毎年約80万人減っていきます。
現在は、世界的な地位は落ちてきているとはいえ、
過去に蓄積してきた人材や技術のおかげで経済力もあり、
金で食糧やエネルギーを買えていますが、今後の人口減少社会の中で、
経済的な力を落として行くとなれば、大事なそれを調達出来ない可能性もあります。

これからの日本は、
1) 「エネルギーと食糧は海外から買う」という産業の骨格の変更
  a) 食糧自給率を現在の40%→50%→70%へアップ!
  b) 化石燃料への過剰依存からの脱却
  c) 原子力発電の推進
2) 自動車以降のプロダクト・サイクルの創出
  a) プラットフォーム型産業 車→飛行機産業
  b) 飛行機産業を育てる アジア大移動時代を迎え撃つ「中型JET旅客機」の国産化プロジェクト
3) ソフト・文化産業

が重要で、それを実現する為の今後の鍵は【技術】と【人材】の
育成を急がなければならないとの事でした。

これからは、自分自身で何が出来るのか真剣に考えていかなければなりません。