脳の役割
最近、脳の役割に関する書物を続けて読んでいる。それは、これからの世の中を生きて行く上で、自分の脳の使い方がわからなくなってきたからだ。インターネットが出現する前は、データを暗記する事や情報処理に重きを置かれたいた脳の役割が、パソコンの前に座れば色々の情報が取り出せ且つ複雑な情報処理を小さな箱が行ってくれる現代では、パソコンがあたかも脳の外付けの記憶機能の一つとなって、社会がホワイトカラーに対する仕事の要求を変化させてきたように、人間の脳についても以前の暗記中心の働きから、ひらめきやそれに伴う段取り・企画を行う役割が重要になってきているような気がする。しかも、この変化は人類始まって以来の外部環境変化だから大変な事だ! 現代人はひょっとしたら、自分の脳の働かせ方がわからなくなっているのかもしれない。
- 作者: 茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/09/05
- メディア: 新書
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