ハート・ロッカー

キャスリン・ビグロー監督のハート・ロッカーを観ました。
アメリカでのサブプライム・ショック以降、ハリウッドに投資する人がいなくなり、アカデミー賞も、この映画を選ぶ選択肢しか無かったのかな?というところが正直な感想です。

イラク戦争にまつわる問題、地味な爆発物処理班を題材にした斬新な着想が、アカデミー賞受賞の理由でしょうが、イラクの悲惨さや爆発物処理班がさらされている過酷な状況以外に、もう少し人間的な思いや葛藤などを描いて欲しかったです。少々物足りない感じがしました。